理数科の目標
- 自然科学と科学技術の目ざましい進歩や社会の変化に対応できるように、柔軟な思考力や新しいアイデアを生み出す創造的な能力の育成を目指す。
- 探究的な学習活動を重視し、自ら学び、自ら考えることができる人間の育成を目指す。
理数科の特色
- 数学、理科に強い関心・興味を持つ生徒に対して、実験・観察や探究活動等の実践を通し、その能力を伸ばすための計画的、発展的な教育を行う。
- 国公立大学を主とする理系及び医療系大学進学に対応できる学力を養成できる教育課程を編成する。
- 県内の大学との連携を重視し、大学教官による講演、実験講座、課題研究の指導等を通して専門性の深化を図り、大学での継続的学習・研究につながるように工夫する。
主な活動
1.課題研究 (例年の流れ)
4月 分野決定、グループ決定
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7月 中間発表会
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10月中旬 校内発表会
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11月中旬 全県理数科合同研修会(総合教育センター)
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11月下旬 課題研究発表会(カダーレ)
2.高大連携授業
秋田県立大学システム科学技術学部と連携し、科学技術分野に対する幅広い知識を身に付け、 将来の進路選択に役立たせることを目的として実施しています。
5つの学科(機械工学科・知能メカトロニクス学科・情報工学科・建築環境システム学科・経営システム工学科)ごとに年5回、本荘キャンパスに出かけて授業を受けます。
これまでの課題研究の成果
令和3年度
- 無理数を連分数展開した時の規則性(数学班)
- ローラーを使ったペットボトル機の作成(物理班)
- ダイラタンシーを利用したヘルメットの衝撃吸収性能(物理班)
- 聴覚支援のための「音程→触覚変換装置」(物理班)
- 様々な物質の消臭効果 ~身近な物質で匂いを消すには~(化学班)
- 微生物燃料電池~納豆菌と乳酸菌による発電~(生物班)
- 視覚・聴覚と記憶力(生物班)
令和2年度
- オリジナルパズルの作成(数学班)
- フェーズドアレイ空気砲(物理班)
- 「ふく」現象の解明 ~ふく現象と回転数の関係について~(物理班)
- 秋田杉を用いたオリジナルオイルの合成(化学班)
- 果実酢による肌への影響(生物班)
- メダカの性転換(生物班)
〔第48回 全国理数科教育研究大会(秋田大会)〕 ポスター発表
令和元年度
- オセロの勝ち方(数学班)
- ランダムにシナプス荷重を与えた多層ニューラルネットワークの学習(情報班)
- 容器内で局所的に雲を作ろう(物理班)
- ガスバーナーを使ってカルメ焼きを成功させよう(化学班)
- 視覚と嗅覚が味覚に及ぼす影響(生物班)
- 松の葉サイダー(生物班)
平成30年度
- 折り紙で3次方程式が解ける? ~正7角形の折り方の謎にせまる~(数学班)
- 一家に一台 揚水式発電(物理班)
- 「かたぬき」の割れ方に関する研究(物理班)
- 化粧水について(化学班)
- 手の洗い方による細菌の残留数(生物班)
- 雑草の遷移(生物班)
平成29年度
- 数学を用いて完全六面体を揃える(数学班)
- 重心による紙飛行機の飛び方の変化(物理班)
- カールじいさんの世界と現実(物理班)
- 固形燃料による炎色反応の理由 ~ファイヤーアート~(化学班)
- 顔の研究 ~平成美男女の笑顔を求めて~(生物班)
- 土壌と植物の関係(生物班)
平成28年度
- QRコードについて(数学班)
- 局所天気予報への挑戦 ~空気の流れの可視化~(物理班)
- pHによるアントシアニンの色の変化について(化学班)
- 光るシャボン玉をつくろう(化学班)
- 紅葉の秘密~サクラの葉の変色に対する条件について(生物班)
- 水溶液の性質がカイワレダイコンの発芽・成長に及ぼす影響について(生物班)