校長挨拶
 ようこそ、由利高等学校のホームページにおいでくださいました。 日頃から、本校の教育活動にご理解とご協力をいただき感謝申し上げます。
 本校は大正9年(1920年)創立の本荘町立実科高等女学校を母体とし、その後の学校制度の変遷等を経て、 今年度で創立100周年を迎える歴史と伝統をもつ学校です。 平成19年には男女共学となり、普通科、理数科及び国際科で学ぶ生徒たちが、由利高等学校の新たな歴史を紡いでおります。 平成20年に完成した現校舎は、木の温もりが感じられ、生徒たちが心豊かに過ごすことのできる学び舎となっております。 私たち教職員も、開校以来受け継がれてきた教育理念を大切にするとともに、 時代の変化と要請に柔軟に対応できる生徒の育成を目指していかなければならないものと考えております。
 生徒たちは校訓「真実為原」(真実(正しいこと)をもって物事の原(もと、みなもと、原点、基準)にする)のもと、 毎日の学習活動や学校行事、そして部活動に真剣に取り組んでおります。由利高校の伝統である礼儀正しさ、他者への思いやり、 優しさ、あたたかさは現在も引き継がれ、謙虚で確実な学びとともに、高い志をもち、努力を継続しております。
 本校の特徴的な取組としては3年間を見通したキャリア教育の推進と実践があります。インターンシップ、課題研究、 地域行事ボランティアへの積極的参加、Can-Doリストによる分析を含め、すべての教育活動をキャリア教育の視点で見直し、 計画を進めています。また、本校独自の「キャリアノート」を作成し、ライフプランを考えたり、 職業について学んだりすることにより様々な角度からキャリアアップを図り、組織的・系統的な指導を展開しております。
 特色ある学校の創造を図る活動としては、由利本荘市文化交流館カダーレでの課題研究発表会があります。 2年生全員で課題研究に取り組み、思考力・判断力そして表現力の伸張・向上を目指しており、 その成果を地域の皆様にも公開しておりますので、是非足をお運びいただければと思います。さらには、国際教育の充実があります。 国際科の海外修学旅行や国際交流を行うなどの機会をつくっています。異文化に触れ、広い視野をもつことによって人間性を豊かにすることは、 グローバル化が進むこれからの社会で生きていく上で重要なことであると考えています。
 また、部活動においても学習との両立を図り、これまで以上の活躍を目指してまいります。 運動部では、卓球部・ボート部・弓道部が昨年度全国大会に出場し、加えて東北大会にはバレーボール部・陸上競技部・男女ソフトテニス部・ 水泳部・剣道部が出場したほか、個人でもビーチバレーで国体に出場しております。 文化部では、放送部と民謡部が昨年度全国高校総合文化祭に出場しました。その他の部活動も努力を継続して活躍を続けており、 社会性や人間性を育み、全人的な成長を目指した、効果的な部活動が日々実践されています。
 今年本校は創立100周年を迎えます。これまで以上に教育活動を充実させ、生徒一人一人が自分の成長を実感できる学校を目指してまいります。 地域に根ざし、地域から愛される由利高校でありたいとの決意でありますので、今後ともこれまで同様ご支援いただきますようよろしくお願いいたします。

令和2年 4月
校長 熊澤耕生